プロジェクトの概要
| 項目 | 内容 |
| クライアント様 | CAC Holdings 様 |
| 対象 | 新規事業チーム(ご担当:川村氏 ほか) |
| 実施内容 | インキュベータートレーニング(全5回/うち第4回・第5回はオフライン実施) |
| 目的 | 顧客インタビューを含む進め方を、チームで“再現できる形”にする |
課題
川村氏が受講前の状態を振り返って語ってくださったのは、次の一点でした。
- 物事を「体系立てて」進められておらず、場当たり的になっていた
富岡: インキュベータートレーニングを受ける前に、どういう課題があったとお思いですか?
川村氏: これまで、ちゃんと体系立てて物事を進めてなかったなという、場当たり的と言いますか。
川村氏: 仮説を立てた上で、インタビューをやって…積み重ねた上で、新しいサービスを進める、というやり方はしてなかった。
提供したソリューション
今回ご提供したのは、「知識を学ぶ研修」で終わらせず、現場で使える形に“消化”していくことまで含めたトレーニングです。
- オンライン+オフラインの組み合わせで、理解の“腹落ち”を最大化
- 顧客インタビュー(お客様への聞き取り)を、実践で身につける(第4回)
- 事業計画の作成までつなげる(第5回)
- 「ビジネスモデルキャンバス(事業の全体像を1枚で整理する枠組み)」の扱いも含めて、チームの考え方を整理
実施したこと
- セッション1〜3(オンライン):段階的に内容を積み上げ
- セッション4(オフライン):顧客インタビューの実践
- セッション5(オフライン):事業計画づくり(整理と合意形成)
プロジェクトの進め方
ステップ①:オンラインで“積み上げ”を作る
第4回・第5回(オフライン)で一気に腹落ちさせるために、前半(1〜3回)で内容を積み上げました。
富岡: セッション1から3が伏線になってた感覚はありました?
川村氏: 1回目、2回目、3回目で積み重ねたものが、4回目のインタビュー、5回目の事業計画に繋がっていった実感があります。
ステップ②:オフラインで“腹落ち”を作る
川村氏は、特に第4回・第5回のオフライン実施について、チームとしての「消化率」が上がったと語っています。
川村氏: 4回目、5回目は、受講者の中での消化率が良かった。
川村氏: 1回目から3回目は「こんなもんかな」だったけど、4回目、5回目でいい意味で期待が裏切られた。
ステップ③:顧客インタビューは「二段構え」で設計する
インタビューの学びとして印象的だったのが、川村氏が挙げた「表のテーマ」と「裏のテーマ」の考え方です。
川村氏: 表のテーマと裏テーマみたいな、二段構えで行くのが有益かもしれないね、という話はしました。
ステップ④:「偶然の発見」を拾えるように、固執しない
川村氏は、インタビューの場で当初の狙いと違う話が出たときに、そこを拾えるかどうかが重要だと述べています。
川村氏: 当初のテーマと違うものが出てきた時に、臨機応変に(方向転換)できるのかが鍵。
川村氏: 目的は意識するけど、そこに固執しない姿勢がいる。
ステップ⑤:学びを“自分たちの型”に消化して、現場に落とす
川村氏は、研修を「そのまま真似する」のではなく、自分たちなりに消化して肉にすることが重要だと語っています。
川村氏: あれを全てトレースしても効果が薄い。
川村氏: 自分なりにアレンジして、自分の肉にすることが大事。受けたら終わりではない。
プロジェクトの成果
- オフライン実施(第4回・第5回)により、理解の“腹落ち”とチーム内の消化が進んだ
- 「何でもできる」は売りになりにくい、という認識がチームの共通言語になった
- 顧客インタビューで「表テーマ+裏テーマ」の二段構えを意識できるようになった
- インタビュー中の“偶然の発見”を拾うために、目的に固執しない姿勢の重要性が共有された
- 研修内容を「自分たちの型」に消化し、現場で使う前提ができた
資料請求・ご相談
-
- (CTA:要入力)導入事例の詳細資料をご希望の方は、資料請求フォームからお申し込みください。
- (CTA:要入力)まずは状況整理から相談したい方は、初回相談をご利用ください。

イントラプレナーとして、合計8つの新規事業開発を経験。1,300回に及ぶ顧客インタビューの実施経験を持つ。生成AIによるアイディエーションの世界初のサービスである、「AIディアソン」を、2023年の1月に上梓。それ以降も次々とAIサービスをローンチしている。
翻訳書の発行される前の版の、The Four Steps to the Epiphany (邦訳「アントラプレナーの教科書」、リーンスタートアップの下敷きになった本)を所持するほど、古くから事業開発の方法論を考究。最近はアメリカで最新とされるプロダクト開発のメソッドである、継続的発見(Continous Discovery)手法を取り入れ、エフェクチュエーションと組み合わせて事業開発に応用。
