会社概要

会社概要

会社名 株式会社StartupScaleup.jp
代表者 代表取締役 富岡 功
住所 東京都武蔵野市吉祥寺北町1-1-1 桜井ビル2F
資本金 500万円
2025年3月期 業績見通し 売上:11,327,157円(発注書受け取り済み案件のみ)
取引先銀行 楽天銀行、きらぼし銀行
資金調達 日本政策金融公庫から、当社希望満額の 700万円の資金調達を実施
設立 2022年4月
インボイス制度登録番号 T6012401039123

コンサルティング実績(団体名を表記できる物のみ)

  • 2020年 林野庁木材輸出調査案件 大手コンサルファームで「改良型リーンスタートアップ」をコーチングしていた時期の実績。
  • 2022年2月から6月まで、東邦ガス株式会社様にアイディエーションから始まる事業開発コンサルティングをご提供申し上げ、ご好評いただきました。
  • 2022年2月から4月まで、東邦ガス株式会社様にMVP設計支援コンサルティングをご提供申し上げ、ご好評いただきました。
  • 2024年4月から2025年3月まで、株式会社ブティック社様の新規事業開発を伴走支援。
  • 2024年6月、データコム株式会社様にて、「新規事業開発で活かせる生成AIコマンドプロンプト講座」を開催。

メディア/プラットフォーム掲載実績

沿革

2022年、創業者は、事業会社やデロイトトーマツコンサルティングでの新規事業開発関連の経験をもとに、新規事業開発に特化したコンサルティング会社を立ち上げました。 翌年、ChatGPTの登場を契機に、製造業の技術シーズから生成AIで事業アイデアを生み出す、全く新しいサービス「AIディアソン」を世界に先駆けて提供開始。これまでに39件の事業化支援を手がけてきました。 その過程で、研究室に成果を残しながら事業化に至らなかった兄の姿を思い出し、製造業の研究成果である技術シーズを事業化して世界へ届けるAI×コンサルティング企業としてリブランドいたしました。

パーパス

パーパス

「製造業の研究成果を、世界の顧客価値へ。」

なぜこのパーパスなのか?

なぜ今、再び「製造業の時代」なのか?ー競争の主戦場はバーチャルから「モノ」へ

GoogleやFacebookといったプラットフォーマーが支配した、第1次デジタル競争は、すでに終焉を迎えています。 彼らの主戦場は、いまだに、PCやスマートフォンの中のバーチャル空間です。 GAFAと呼ばれた彼らは、ネットワーク外部性などをバネに、急速に成長しました。 しかし、そのバーチャル空間は、プロダクトライフサイクルが完全に一巡し、急速に充足してきています。 その証拠が、線香花火式にバズワードとしての運命を終え、いつの間にかどこかに消えた感のある、「Web 3.0」です。   何が起こっているかといえば、バーチャルやネット、デジタルという言葉に誰も何も感じなくなるほど、それが当たり前のインフラとして陳腐化してきた、ということです。 水道のコックを捻れば水が出るように、スマホを手にしていれば、いつでもどこでも、一般に入手可能な情報から友達のプライベートな愚痴まで、情報という情報が、おいそれと頭で処理しきれないほど大量に浴びせらるので、インフレが起こって、デジタル情報自体に価値がなくなってしまったのです。 あるセミナーで、入山章栄教授がいみじくも指摘なさっていたのは、これから始まる「第2次デジタル競争」の主役は、IoT(Internet of Things)/AI of Thingsだということです。   デジタルな情報の価値がなくなった。だから、ただ情報をやり取りするIoTであればいい、というものではない、 そのIoTの機器がくっついているモノ自体が優れていないと、そこには何ら価値がなくなってしまう、というわけです。   入山教授は、あらゆるモノにデジタルとAIが組み込まれる時代が来ると指摘しています。 モノ自体が知能を持ち、自律的に連携する世界です。 (これとほぼ同じビジョンを掲げているのが、NVIDIAのジェンソン・フアン氏ですね。)   この新しい時代において、競争力の源泉は根本的に変わります。 バーチャル空間の覇権争いではなく、「もともと優れたモノ」に「優れたAIとデジタル技術」を融合させられるか?が、勝敗を分ける分岐点となるのです。 どちらが欠けてもダメなのです。   「変なものにデジタルつけてもしょうがない」と入山教授が語る通り、土台となる「モノ」の品質が決定的に重要になります。

日本の「ものづくり」が示す勝ち筋

ここで日本の製造業が持つ圧倒的な強みが活きてきます。 品質の高い製品を創り出す能力は、第2次デジタル競争における強力なアドバンテージとなります。   この潮流に早くから気づき、国家戦略として推進してきたのがドイツです。 彼らが掲げる「インダストリー4.0」は、Web 3.0のような「掛け声」ではありません。 その核心は、まさに、自国が誇る製造業の強みと、デジタル技術を融合させるんだという、強い意志にあります。   ウリケ・シェーデ教授の指摘するとおり、優れたものづくりの基盤を持つ日本企業が、ここに AIoT/IoT を的確に組み合わせることができれば、世界市場で確固たる地位を築くことができるのです。

当社のパーパス

我々のパーパスが、この時代の「最後のピース」を埋める

しかし、この大きなチャンスを掴むためには、重要な課題があります。それは、 「企業の研究所に眠る優れた研究成果(=優れたモノの種)を、いかにしてグローバルな市場と結びつけ、事業として花開かせるか?」 という点です。   ここでなぜ、グローバルとあえて世界のみに注目しているかというと、縮退が少子高齢化によって運命付けられている日本の市場から脱却する、その準備を今からしておかないと、間に合わないからです。   実は、日本には、日本版インダストリー0.1くらいのバージョンの時に、自国産業を戦略的に育て、世界市場を席巻した実績があります。 もちろん、明治政府が国策として製糸産業を育て、ついに世界でシェア ナンバーワンを勝ち取った時の話をしています。   そして、シェーデ教授の列挙した、優秀な企業群のみならず、もっと数多くの日本の製造業がこの課題解決をさらに進めるために、当社 株式会社StartupScaleup.jpは存在します。
当社のパーパス「製造業の研究成果を、世界の顧客価値へ。」は、「第二次デジタル競争」で日本が勝利するための、最後のピースを埋める役割を担おうと、定められたものなのです。