本ブログの特徴
本ブログは、来年管理人が起ち上げる
インキュベーター型シードファンドのサービスの
Minimum Viable Product として書かれています。
3つの特徴があります。
特徴1. シリコンバレーはじめ海外から事業開発の最新情報を「直輸入」
スタートアップの「唯一の」集積地サンフランシスコ ベイエリア
(How to Attract Venture Capital and Build a Thriving Innovation Economy through Commercialization by Startup Genome)
の 4:34 をご覧ください。
全世界の、期待されているスタートアップは、極端な言い方をすると
サンフランシスコベイエリアのみに局地的に集積している
といっていい状態です。
(注:「アメリカに集中している」ではないです、
たとえば、ラストベルトと呼ばれている
オート産業の集積地であった地域の生み出す付加価値の合計額は、
往時の見る影もなく著しく衰微しています。
ベイエリアとボストンのみ、別の国だと思うのが正解です。)
東京など、このスライドには影も形も現れていません。
グラフの、はるか右方に追いやられています。
したがって、
「スタートアップの科学」
なるものが世に存在するとするのなら、
その最先端の情報は間違いなく、ベイエリアにあります。
世界で唯一のスタートアップの科学の権威 Y-combinator/Yコンビネーター
特に、世界最強のシードファンドである
Y-combinator/Yコンビネーター
が世に出している情報が、最も信頼がおけます。
なぜなら、以下の3条件をみたしているからです。
- ベイエリアに存在する
- Airbnb、DOORDASH、Dropbox、Coinbase、Crouiseなど、
多数のユニコーン・デカコーンを輩出してきて
その時価総額総計は $400B - 毎バッチに40か国以上からスタートアップ群が参加する
日本ごときに、
「スタートアップ/新規事業開発の権威」
なる機関なり人物なりが、この私を含めて、
絶対に存在するはずがないのです。
スタートアップの権威=Y-combinatorのみ
こう言い切っていいほど、情報は極端に集中しています。
スタートアップ/新規事業開発の情報を仕入れるなら英語媒体
したがって、
スタートアップ/新規事業開発の情報を仕入れるなら英語媒体に限る
ということになります。
というわけで筆者は、以下の3つのノルマを毎日、毎日こなしています。
- 100記事以上の英語媒体の記事を読む
Y-combinatorブログ、スティーブ・ブランク氏のブログ、ポール・グレアム氏のブログ、Financial Times、TechCrunch本国版、Medium、The Information、……などなど。 - Y-combinatorブログにアップされた YouTube を2本以上、分析的に見る
- iPadPro kindle にして100ページ分、英語文献(たまに仏語文献)を読む
※翻訳書には、ドイツ語やロシア語の文献を別として、全く手を付けません、翻訳が出ている場合でも、必ず原著です。
翻訳書がもたらす甚大な悪影響については、別途解説します。
また、ベイエリアに住んでいる友人とコミュニケーションをとっています。
日本はスタートアップの科学のガラパゴス、というか、パラディ島だ
英語でガンガン生の情報を仕入れ続けていると、
日本のスタートアップ/新規事業開発関連の、自称専門家たちが発する情報に対して
甚だしい違和感を覚えるようになります。
たとえば、スタートアップのことを
べんちゃあ企業
とか呼んでしまうインキュベーターやらVCやらは、もう、「田舎者」確定です。
なぜなら、英語でベンチャー企業 a venture firm といった場合、それは間違いなく、
投資側を指す
からです。
His venture firm asked me to come by and help Steve with his “positioning.”
(Blank, Steve. The Four Steps to the Epiphany. K&S Ranch.)
上記の文の Steve は、スティーブ・ブランク氏その人ではなく、
スタートアップのファウンダー(創業者)、Steve を指します。
そして、文脈からして、His venture firm asked —の主語が
Steve の起こした「ベンチャー企業」であるはずがないです。
彼の会社に出資したVCが私(当時すでに権威だったスティーブ・ブランク氏)に、
Steve のところに寄って、「ポジショニング」についてアドバイスしてほしいと依頼してきたのだ。
おわかりいただけたでしょうか?
ある人が日課としてスタートアップに関する最新の情報を仕入れ続けているのなら、
べんちゃあ企業
という表現に、とてつもない違和感を覚えるはずなのです。
したがって、スタートアップのことをベンチャー企業と和製英語で呼ぶ人は、
「実は日本語の二次情報でしかスタートアップの情報を仕入れておりません」
と、語るに落ちる形で告白しているようなものです。
特徴2. 筆者(管理人)は事業開発者出身
自己紹介ページをご覧ください。
特徴3. 投資側経験者/コンサルの話の うのみ は危険
(本セクションは工事中です。)
御社の新規事業開発/事業再生をご支援します
こちらからお問い合わせください。